食欲の秋。運動の秋。芸術の秋。楽しみがいっぱいな秋。みんなの大好きな秋がついにやってきました。そんな心地よい季節の訪れとともに、CRAHUGにも新しい4つのブランドが登場します。紅葉のように色づき、個性を輝かせているブランドばかりです。今回の記事は前回同様、ブランドの簡単な説明と、一押し商品を紹介していきます。

>>10月出店ブランド紹介記事はこちら

〈ceramic mimic fabric〉

【ブランド紹介】 布のような器。極上の亜麻(リネン)に頰ずりしたような、心地よさ。洗い込んだリネンを風になびかせた時のあの風合いを器に写しとりました。これは、佐賀県有田の窯元「文山」に伝わる伝統技法の「てびねり」を現代に進化させたもの。有田焼400年の歴史を超えて誕生した「布の真似をした磁器」という意味の「ceramic mimic fabric」というブランドです。

【一押し商品】 「ビアマグ ペア ゴールド KURO/¥17,600(税込)」

持ち応えのある大きめのビアマグ。布目がつくるまろやかな泡をご満喫ください。ビールはもちろん冷たい飲み物をぐぐっと飲むのに最適な大きさです。当窯に代々伝わる「てびねり」製法は昭和初期に誕生したもの。亜麻の布を使って生地を” たたきしめる“ことでできる「布なり」のシワ感が特徴です。

〈muto〉

【ブランド紹介】 風や光のように軽やかに纏う極上のストール。極細の糸を先染めし、織り上げられる武藤のストールはその軽さと透明感が特徴です。たっぷりとしたサイズのものでも畳むと手のひらの中に収まるほどの軽やかさ。経糸と緯糸が混ざり合って生み出す色は深みと明るさを描き出します。まるで光を纏うように顔を照らし、風のように軽やか。唯一無二のストールたちです。

【一押し商品】 「GOKUSAI/ストール/¥55,000(税込)」

14中(なか)と呼ばれるシルクは髪の毛の3分の1の細さ。その細さは世界でもトップクラス。14中シルクとmutoオリジナル糸「シルクカシミヤ」を織り混ぜたmuto至極の逸品。「極」めて「細い」糸と「極」上な「彩り」のストールから「GOKUSAI」という名前を付けました。風合いは極めて細いシルクだからこそ、軽さや柔らかさを兼ね備えてます。糸を4色先染めすることで、淡いグラデーションが生まれ、角度によって色が変わるシャンブレーも楽しんで頂けます。

〈槙田商店〉

【ブランド紹介】 糸1本から傘まで。槙田商店の傘で使われている布は、すべて織生地。繊細な模様も大胆な絵柄も、富士山の雪解け水で鮮やかに染められた糸を織ったジャカード生地です。 服地づくりで培われた技術と傘を組み合わせることで他にはない傘を生み出してきました。 それを様々な木型に合わせてパーツにカットし、縫製し、組み立て、ひとつひとつすべて職人たちの手で仕上げられます。

【一押し商品】 「Stig Lindberg HERBARIUM/長傘/¥17,050(税込)」

スウェーデンが誇る戦後最大のクリエイター、スティグ・リンドベリと日本国内トップの技術を持つ傘生地専門の織物工場、槙田商店がコラボレーションし、晴れの日はもちろん、雨の日も楽しく、嬉しく、心踊る素敵な傘が出来上がりました。ハーバリウムとは「植物標本」の意味で、1947年にリンドベリが初めて手掛けたテキスタイルデザインのひとつです。植物たちが傘いっぱいに、色鮮やかに広がり、遠くから見ても美しく、映えるデザインになっています。華やかさと上品さを演出し、幅広い年代の方に愛されています。

〈REDOW〉

【ブランド紹介】 再びなんども。未来をひらきつづける。合成皮革の生産工程で生じるロス素材を見直し、再び工夫することで。未来が開いていくような環境に配慮したモノづくりをREDOWは考えていきます。日本が継承するクラフト技術と柔らかな合成皮革を組み合わせて再構築し、温もりあるテクスチャーの雑貨として、アップサイクルプロダクトを日常のなかに。もういちど、なんども楽しみつづけながら光を生み出します。

【一押し商品】 「Upcycle bag> collage /巾着バッグ/¥17,380(税込)」

柔らかなアップサイクル合皮をパッチワーク風にコラージュしたコロンとした形が可愛い巾着型のポシェットです。紐もアップサイクル合皮で作られており肩掛けや斜め掛け、短くしてハンドバックなど、用途に合わせて調整する事ができます。紐を丸めて中にしまうと、ポーチとしても使用できます。化粧品や携帯電話、ハンカチなど毎日必要なものを持ち運ぶのに、ぴったりのサイズです。マチがたっぷりあるため、見た目より容量が入ります。

4つのブランドの11/11から、オンワード・クローゼットにて販売開始となります。ここに掲載されている商品はほんの一部。どのブランドのどの商品も素敵なものばかりです。この調子だと”物欲の秋”になっちゃいそうですね。

  • 文山製陶有限会社

    文山製陶有限会社

    昭和28年に創業した有田焼の窯元です。田園風景を見下ろす小高い丘にある工場には有田焼で唯一の「トンネル窯」があり、400年の有田焼の歴史に残る「蛍手(ほたるで)」「手捻り(てびねり)」「プラチナ牡丹」というロングセラー商品を生み出しました。この技術を次世代に引き継ぐとともに、日常生活を上質なものにする「こだわり」のある焼き物を作って参ります。

  • 武藤株式会社

    武藤株式会社

    天然素材の風合いにこだわった武藤のストール。カシミヤ、シルク、麻、和紙、オーガニックコットン等、糸の持つ美しさや特質は織物のハーモニーであり、リズムを組織していきます。また、富士北麓地域に古くから伝わる織物の伝統を引き継ぎ、昔ながらの織機を主に使用し、素材の持ち味が最大限に表現できるよう、「織りこなし」の技術を日々研鑽し、世界に誇れる日本の逸品を作るため努力しています。

  • 株式会社槙田商店

    株式会社槙田商店

    1866年創業当時、産地の織物を取り扱う甲斐絹問屋として山梨と消費地をつなぐ仕事を行っていましたが、時代の変化に対して臆することなく、設備や人に投資すること、自分たちで考えて企画すること、自社で作ること、自分たちで売ること、と次第にあり方を変えながら発展してまいりました。そんな新しい取り組みに挑戦できたのは、山梨県の西桂町や郡内地域の皆様に支えていただけたこと、常に西桂町・郡内地域でのものづくりにこだわれたことが大きな力だと感じています。常に西桂町とともにあり、ともに未来へと歩んでいける、それが槙田商店のあり方です。

  • Ultrafabricsグループ

    Ultrafabricsグループ

    柔らかな手ざわりに加え、卓越したデザイン性と優れた機能を併せ持つUltrafabricsグループの湿式ポリウレタンレザー。そこには、ものづくり日本を象徴する「匠の業」が注ぎ込まれています。基布や樹脂など各種素材に関する継続的な研究開発と、顧客ニーズを的確にとらえる柔軟な対応力が、ジャパンブランドを名乗るにふさわしい至高の一品を生み出しています。

Text & Photo:
宮﨑涼司

人一倍、服が好きなCRAHUGのジャーナル担当。給料のほとんどをファッションへ投資する。好きなメディアは「AWW MAGAZINE」と「NEUT MAGAZINE」。

Date: 2021.11.08

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