誕生日にもらったお気に入りの傘。大好きで雨の日にはずーっと使ってきたけどなんだか最近水の弾きが悪いかも?だんだんと水を弾かなくなっていくのも、なんだか歴史を感じてかわいくて悪くないけれどせっかくならば長く使いたい。それに1人1人が傘を大事に長く使うことができれば、地球にも優しい。山梨県西桂町で毎日傘を作り続けている〈槇田商店〉に長持ちさせるコツを聞いてきました

水を弾くのは”フッ素”の力

>>撥水加工された槇田商店の傘

ビニール傘以外のほとんどの傘には一般的に「撥水」と「防水」加工が施されています。

「撥水」加工ではフッ素を用いて、傘に撥水性をもたせていることが多いです。簡単に言うと傘に水が付いた時に水滴になってコロコロ転がる状態にすることです。フッ素には、湖に浮かぶ蓮の葉のような機能があり、傘の繊維が水に濡れるのを防ぐのです。

手の油は天敵

買ったばかりのころはコロコロと玉のように水を弾いていたのに、使い続けていくうちに弾かなくなって傘も重く感じるようになった。そんな経験ありませんか?実はそれは撥水剤であるフッ素がだんだんと寝た状態になっているのです。例えば傘を畳むときに手のひら全体で傘をわしづかみにすると、手の油が撥水剤のフッ素に影響してしまっています。

いつもの畳み方でもっと長持ち

指先でつまむように傘をたたむことによって、手に触れる撥水剤であるフッ素を減らすことができます 毎日の使い方をちょっとだけ気にすれば、お気に入りの傘がもっと長く愛用することができるようになります。

復活はアイロンとドライヤー

毎日わしづかみにしていた私の傘はもう水を弾かないの?そんなとき、復活のカギになるのはアイロンとドライヤーです。「フッ素の撥水加工に熱をかけること」によって100%とまではいきませんが、感覚的には70%ぐらいの状態に復活してくれるのではないかと思います。ただ、使用している状態や年数によって一概には言えませんのでご了承下さい。

Text & Photo:
田副太一

独自のセンスが光るカメラワークとユニークなキャラクターが癖になる、CRAHUGの撮影・イベント担当。毎週火曜日に映画を見行くのがライフワーク。写真は愛犬のハル。

Date: 2022.02.04

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