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春めく「23SSニットウェア」
COQ
陽の暖かさを感じるようになってきました。近づく春の陽気に誘われて、最近パステルピンクのトップスを購入しました。服のカラーから衣替えするのがマイスタイルですが、皆さんは春にはどんなカラーの服を着たくなりますか？
来る季節に心躍るカラー
テキスタイルデザイナー・梶原加奈子氏がディレクションを務める〈COQ〉のウェアには日本の産地の技術テキスタイルデザイナーならではの意匠がたくさん詰まっています。「GRASSLAND ニット」は様々な色の糸が混ざったファンシーヤーン(意匠糸)を使用しており、メランジカラーがポイントのニットです。ベストなので、春先はシャツや長袖のカットソーを、夏にはコットンのTシャツに合わせるなどスタイリングを長く楽しめます。
同じくスポーティーな「MULTI LIGHT ポロニット」は丁寧に編みこまれたメッシュのストライプ柄を楽しむことができます。前後で柄が違うのもデザイン性の高さを感じることができますが、よく見ると色ごとに違うメッシュの組織が組まれているんです。ここまで手の込んだニットはなかなかありません。日本で作られたからこそできる細やかなデザインが良いですね。
こういった色がポイントになるトップスにはライトなカラーのボトムスと合わせれば、よりニットの色合いやデザインを際立たせることができます。
あなたが好きなパターンは？
COQの世界観の楽しみ方はカラーだけではなく、テキスタイルデザイナーが創作するからこそできる柄にもあります。ブロックチェックと幾何学が融合した「SUNBEAMS カーディガン」には、よく見ると裾や袖にライン状のラメ糸が。スッと手を伸ばすとその存在感を見せてくれるキラキラのラメが、遊び心をくすぐってくれます。 － COQのウェアは、リネンやコットンなどの天然繊維が一部使わているので、自然の風合いと着心地の良さを感じることができます。今回ご紹介した商品以外にも23SSのウェアの展開はあるので、ぜひ商品一覧からチェックしてみてください。
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KAJIHARA DESIGN STUDIO
KAJIHARA DESIGN STUDIO
テキスタイルデザイナー梶原加奈子が、札幌に構えるアトリエ COQ［こきゅう］。 緑の中でゆっくりと深呼吸する時間を過ごし、ものづくりの過程にある未完の余白を味わう。 「クリエイションを呼吸する場所」としてCOQは生まれました。 そのオリジナルブランドCOQでは、日本の産地技術を活かしたテキスタイルから生み出す、 ものづくりの魅力とこだわりが込められたファッション雑貨を展開しています。 テキスタイルを通して、自然から感じる曖昧で繊細な、だけど心が揺さぶられる瞬間の高揚を伝えていきたいと思います。
Text & Photo:
上野結佳
計5名の甥っ子＆姪っ子を溺愛する、CRAHUG・SNS担当。写真は甥っ子へ作った誕生日ケーキ。
