CRAHUGと旅をする。
Journey with CRAHUG
Vol. 2
“せっかくならば、日本のものづくりと旅をしよう。”
そんな気持ちで始めた筆者とその知人でCRAHUGアイテムと日本の各地を巡る旅をお送りするシリーズ第2弾。(前回はこちら) 日本の良いものと良いところを一緒に知っていただけたら嬉しく思います。
今回訪れたのは、その読み名通りに荒々しい海が特徴的な千葉県の房総半島。雨男の筆者ですが、晴れ女×3のおかげでどうにか曇りという天気に収まりました。

“階段地獄の先には”
今回も今回とて、筆者の知人3人にご協力いただきました。いざ、笠森寺からスタート。

左から、はるな、もも、かなの三人。
既に上の写真の右側にしれっと写っていますが、割と長い階段が待ち構えています。この写真撮影の後、女性陣から「こんなに上るなんて聞いてない!」と怒られる筆者。いや、私も聞いてない。


3人は元気そうに話しながら上がりますが、筆者は息を切らしながらシャッターを切っていました。木々が日差しを遮ってくれていたので割と快適に上れはしました。

頂上に到着。歴史感じられる木造のお寺です。また上るのか・・・。

と、その前に手を清めます。森の中は日陰で涼しかったのですが日なたに出るとジメジメと暑いので、手水はちょうど良い冷たさでした。

境内内は撮影禁止なのでお見せ出来ないですが、外からの景色は一面緑。筆者はこの後に雨が降らないよう祈りました。そして下山、する前にお寺の手前にあるお土産屋さんに立ち寄ります。

筆者は知らなかったのですが、実は笠森寺はご利益のあるパワースポットとして有名でした。このお土産屋さんで取り扱われている招き猫は座布団のカラーによってご利益が異なるというもの。実際に夢が叶った!というような口コミも多数だそう。

どれにしようか迷う四人。いや、実は一人と筆者は理由は違えどあまり興味がないタイプでした。そんな迷う二人を尻目に我々は休憩。
本人は「似合わなくない?」と言う〈石田製帽〉のストローハットですが、清涼感マシマシで黒ワンピースと合わせると夏にピッタリなオトナの装い。日なたは暑いので日陰で招き猫選びの二人を待ちます。

悩みに悩んだ結果、二人ともそれぞれ金色は金運や仕事運UP、ピンクは良縁とそれぞれご利益がある招き猫を購入。良いご利益があるといいですね。
その後下山して、気づいたころにはお昼時。お腹が空いたので昼食に向かいます。
“荒々しい海とその恵み”
次なる目的地の九十九里浜のすぐ近くにある焼き蛤で有名な向島さん。

とにかくお腹が空いていたので焼き蛤が有名ではあるものの、筆者はそもそも貝類が苦手、その他は焼くのが面倒くさいからと各々他のものを注文。

左上:いわし重、右上:刺身定食、左下:いわしのフライ、右下:かつ丼
軽い山を上り下りした4人にはちょうど良い量で、とても美味でした。ごちそうさまでした。

向島さんの目と鼻の先には九十九里浜が。荒々しい波が砂浜に押し寄せているのが、なんとも房総半島らしい。この海が先ほどみんなで食べたような海の幸を恵んでくれていると思うとなんだか感慨深いような。

海に向かう3人。実はとても風が強く、そんな逆風の中歩く3人の後ろ姿は、筆者から見るとまるでアメリカの某スーパーヒーローみたいでした。
曇りといえど、紫外線は降り注いているものです。暑い季節に役立つのが晴雨兼用の折り畳み傘。雨も日差しも防いでくれる、それでいて〈槇田商店〉の傘はデザイン性も兼ね備えており、かなのモノトーンコーデに彩りを与えてくれています。
コーデも夏らしく薄着なのであれば、バッグも夏らしく。〈Hekher Le Style de Vie〉の日本製ジュート素材を使用したバッグは、上品な大人の夏スタイルを演出するのにはピッタリ。今回のCRAHUGアイテムの中でもかなとはるなのイチオシらしいです。
ももが持った瞬間の一言が「軽っ!」だった、〈NIZYU KANO〉のトートバッグ。そして、実は一瞬だけ小雨が降ったのですがその雨も、日差しととものガッツリ弾いてくれたのは、〈ATRENA〉のコカゲルキャップ。ボーイッシュなコーデが多いももにはピッタリのアイテムでした。


「暑い」、「風強い」と言いながらも意外と九十九里浜を楽しんでくれた3人。イカ?の骨を見つけたり、看板と一緒に写真を撮ったり、撮影のために波打ち際を行ったり来たりとわちゃわちゃしてもらいました。割と歩き回ったので、最後にももが砂浜にCRAHUGと書いて、海を後にします。

“甘味と酸味と帰り道”


海ではしゃいだ後はゆっくりと。〈珈琲NOHAMA〉さんにて甘いものを摂取して休みます。
アフタヌーンティーのゴールデンタイムを逃したため、甘味は少量しかなく譲り合いに。


バナナシフォンケーキと、焦がしバナナと木の実のパウンドケーキ。どれも潮風に打たれた体に沁みる優しい味でした。ごちそうさまでした。そして最後の目的地へ。

最後に立ち寄ったのは、〈海の駅 九十九里〉さん。地元の食材やら名産品やらがずらりと並んでいます。

そしてそんな海の駅の目の前が、記念撮影スポットである青い丸形ポスト。その前で最後に3人をパシャリ。CRAHUGジャーナルをしっかりと読んでくれている方はお気づきかと思いますが・・・。
こちらの記事の写真は、この場所でももが撮ってくれました。筆者は、カメラやら荷物が多くなりがちなので大容量のLサイズを使用しています。軽くて使いがってが良いお気に入りのバッグです。PRはほどほどにして、みんなで海の駅を見て回りました。

そして、鮮魚やお土産など色々ある中から選ばれたのは、地元千葉で採れたトマト。筆者も同じものを購入し食べましたが、良い塩梅で酸味と甘さがミックスされていてとても美味でした。そんなトマトを持って帰路につきます。
今回も少し長くなりましたが、第二弾完。九十九里浜は東京から2時間も掛からないくらいで行けてしまう穴場。ぜひみなさんも“日本のもの”と“日本の良いところ”に行ってみてください。次回もお楽しみに。